
2026年6月20日、ロサンゼルス・ドジャースは大谷翔平選手が「父親リスト(Paternity Leave List)」に登録されたと公式に発表しました。真美子夫人との間に第2子が誕生(予定)したことが理由で、オリオールズ戦のスタメンから外れ、しばらくチームを離れることとなります。
2025年4月に第1子が誕生した際に続き、2年連続で育児休暇を取得している大谷翔平選手です。ファンの間では「おめでたい」「家族を大切にする姿勢が素晴らしい」と祝福の声が広がっています。私も彼の家族への思いに胸が打たれます。
しかし、まずはMLBの「父親リスト」が具体的にどのような制度なのかを知りたいですよね。取得できる日数やチームへの影響、日本の育児休暇との相違点など、疑問に思う方は少なくないでしょう。
この記事では、大谷翔平が活用した「父親リスト(パタニティリーブ)」の制度概要や取得期間、復帰の見通し、さらに米国と日本の育児休暇制度の相違点について、他の記事よりも詳しくご紹介します。
MLBの「父親リスト(Paternity Leave)」とは? 制度の仕組みを解説します
MLBの「父親リスト(Paternity Leave List)」は2011年に導入されました。選手は子どもの出産に立ち会うなどの理由で、最短1日、最長3日までチームを離れ休むことが認められています。
ロースターに特別枠を設け、選手を守る仕組みです
父親リストは、いわゆる「ロースター上の特別枠」として機能します。選手が父親リストに登録されると、その間チームは別の選手をロースターに昇格させられるため、出場できる選手数を維持できます。
この仕組みにより、選手が家族のために休んでも、チームの戦力への影響をできるだけ抑えつつ、選手の家族時間が確保されます。日本のプロ野球には見られない、MLB特有の選手本位な制度と言えるでしょう。選手が家族と過ごす時間を大切にできる点が印象的です。
期間は最短1日、最長3日間です
父親リストに登録できる期間は最短1日、最長3日間と非常に短いのが特徴です。日本の育児休業は数週間から数か月単位で取得できるのと比べると、かなり短いと言えます。
しかし、MLBのシーズンは4月から9月までの162試合で、ほぼ毎日試合が行われる過密な日程です。その中で3日間の休みを確保できることは、選手にとって貴重な家族時間となります。
「父親リスト」と「育児休暇」の名称の違い
報道では「父親リスト」、「パタニティリーブ」、「父親休暇」、「育児休暇」、「産休」など、さまざまな呼称が使用されています。
正式名称は「Paternity Leave List」ですが、日本語では「父親リスト」が公式訳に近い表現です。ただし、一般の方には「育児休暇」や「父親休暇」の方が分かりやすいため、メディアによって呼び方が分かれることがあります。
大谷翔平の育児休暇:今回の内容と復帰見通し
2026年6月20日、ドジャースは大谷翔平が父親リストに登録されたと公式に発表しました。真美子夫人との間に第2子が誕生する見込み、あるいはすでに誕生したことが理由です。
オリオールズ戦のスタメンを外れて一時離脱
大谷は6月20日に行われたオリオールズ戦でスタメンから外れ、しばらくチームを離れました。その間、ドジャースは他の選手をロースターに昇格させて試合に挑んでいます。
復帰予定は「今週末のどこか」
球団の発表では、大谷は「今週末のどこかで戻ってくる予定」「オリオールズとの3連戦中に復帰見込み」とされています。長期離脱ではなく、数日間の父親休暇であることが強調されています。
MLBの父親リストは最長3日間ですから、おそらく2〜3日程度でチームに戻り、再びスタメンで出場するものと見られます。
「休みたがらない大谷」が家族のために休む姿
大谷翔平といえば、シーズン中は休むことなく試合に出続ける選手として知られています。二刀流という特殊な役割を担い、できるだけ多くの試合に出て結果を残そうとする姿勢が印象的です。その熱心さには、自然に感心せざるを得ません。
そんな大谷が、第1子誕生時に続いて今回も「きちんと休む」選択をしたことに、多くのファンが「家族を大切にする姿勢が素晴らしい」と好意的に受け止めています。
第1子誕生時(2025年4月)の育児休暇との比較
大谷翔平が父親リストに登録されるのは、今回が初めてではありません。2025年4月に真美子夫人との間に第1子の女の子が誕生した際も、同様に父親リストに入り数試合を欠場しました。
エンゼルス在籍時に第1子の誕生で父親リストに登録
2025年4月の時点で、大谷はロサンゼルス・エンゼルスに所属していました。第1子の女児が生まれたことを機に父親リストに登録し、数日間チームを離れて家族と過ごしました。
その際の「休まない男・大谷が、出産には立ち会うためにきちんと休む」という姿が話題となり、日本国内でも好意的に受け止められました。
第1子誕生から約1年後に第2子が誕生へ
第1子の誕生が2025年4月、そして今回の第2子誕生が2026年6月ということで、約1年2カ月での2人目の誕生となります。大谷家は短期間で2児のパパ・ママになったわけですね。
報道では「長女誕生から1年」「2年連続の"パパ休暇"」という文脈で取り上げられ、大谷の父親としての姿が強調されています。
アメリカの育休制度と日本の違い 知っておきたい背景知識
MLBのパパリストを把握するには、米国全体の育児・産休制度の概要を知っておくと便利です。日本と比べて大きく違う点があるため、以下に整理します。
アメリカの基本は「無給の休暇」
米国全体で適用される育児・産休の基本は、連邦法である「家族医療休暇法(FMLA)」です。この法律により、出産や育児、介護といった理由で、年間最大12週間の休暇を取得できるよう定められています。
しかし、日本と大きく異なる点として、FMLAの休暇は原則として無給です。休業中は給与も公的手当も支給されません。雇用は守られるものの、経済面ではかなり厳しい制度と言えるでしょう。
一部の州では「有給家族休暇制度」が設けられています
例えばカリフォルニア州、ニューヨーク州、ニュージャージー州などでは、州独自の「有給家族休暇制度(Paid Family Leave)」が存在します。
これらの州では、給与の一定割合(州により異なりますが、概ね50〜67%程度)が支給されるケースがあります。ロサンゼルスが所在するカリフォルニア州は、こうした制度が比較的手厚い州のひとつです。
MLBのパパリストは特別な規則
MLBのパパリストは、公共の制度とは別に、プロスポーツリーグ内で設けられた特別な規則です。選手会との労使協定に基づき、選手が家族と過ごす時間を確保するための仕組みとして定められています。
一般の米国労働者が無給で休むことを余儀なくされる中、MLBの選手は有給で数日間の父親休暇を取得できます。これはプロスポーツ選手の待遇が優れていることを示す一例と言えるでしょう。選手が家族と過ごす時間を確保できることは、ファンにとっても嬉しいニュースです。
日本の育休制度との比較
日本の育児休業制度では、最長で子どもが1歳になるまで(条件次第で2歳まで)取得可能で、雇用保険から育児休業給付金が支給されます。給付金は休業前賃金の67%(一定期間経過後は50%)が支給されるため、経済的負担は米国に比べて軽くなります。
しかし、男性の育休取得率は制度上は向上しているものの、職場の雰囲気や業務上の都合で取得しにくいという声が根強く残っています。
大谷翔平のようなトップアスリートが当然のように父親休暇を取得し、チームがそれを尊重する姿は、日本社会でも象徴的なニュースとして受け止められています。
大谷翔平の育休取得に対する世間の声
大谷翔平が父親リストに登録されたことについて、日本ではどのような反応が広がっているのでしょうか。
第1子誕生時の調査結果:支持率は95%
2025年4月に第1子が誕生した際、ある調査で大谷選手の産休取得を95%が支持したという結果が示されました。「非常によいこと」「当たり前だと思う」という意見が多数を占めました。
コメント欄では以下のような意見が取り上げられています。
出産の瞬間を共にすることで、子どもへの愛情が一層深まる
スポーツ界でも家族を重視する姿勢は、一般のサラリーマンにも良い影響を与える
男性の育休取得を後押しする声が多く、大谷の行動が社会に良い影響を与えることへの期待が表れています。私も、大谷選手の姿勢が多くの人に勇気を与えていると感じます。
第2子誕生に対するファンの反応
2026年6月20日の報道を受け、SNSやニュースのコメント欄では「おめでたい」「ファン祝福」「奥さまとお子さまの無事を」といった前向きな声が目立っています。
大谷の"父親としての顔"を祝福する雰囲気が主流で、批判的な声はほとんど見当たりません。
ファンの反応・SNSの声
大谷選手が育児休暇を取得したことに対し、ファンや一般の方々がどのような意見を寄せているのかを見てみましょう。以下に、ネット上で見られる代表的な声をいくつかご紹介します。
おめでたか!休みたがらない大谷さんもこの時ばかりはね。奥さまとお子さまの無事を祈ります。
SNSユーザー
「休まない男」として知られる大谷選手が家族のために休む姿勢を、温かく見守る声が多数寄せられています。彼の家族第一の姿勢に共感するファンが多いことがうかがえます。
大谷が育休取るのは当たり前。日本の男性ももっと堂々と育休取れる社会になってほしい。
SNSユーザー
大谷選手の取り組みが、日本全体で男性の育児休暇取得を促進するきっかけになることを期待する声が多く聞かれます。トップアスリートの姿勢が一般の方々にも好影響を与えることを願う声が多数寄せられています。此のように多くの方が大谷選手の選択を前向きに受け止めているのが印象的です。
第1子に続いて第2子も。大谷家の幸せが嬉しい。野球も家族も大切にする姿勢が本当に素晴らしい。
SNSユーザー
野球界のスーパースターでありながら、家族を最優先に考える大谷選手の姿に感動したという声が寄せられています。ファンにとって、大谷の「父親としての顔」は応援したくなる魅力の一つとなっているようです。
MLBは父親リストがあって、ちゃんと選手が家族のために休める環境が整っているのが素晴らしい。日本のプロ野球も見習ってほしい。
SNSユーザー
MLBの父親リスト制度自体を高く評価する声もあります。制度が整備されていることで、選手が家族のために休むハードルが下がると感じられています。こうした環境が日本でも広がってほしいという意見が多数あります。
大谷の育休取得が話題になること自体、まだ日本では男性育休が当たり前じゃない証拠。これが普通になる日が早く来てほしい。
SNSユーザー
大谷選手の育児休暇取得がニュースになること自体が、日本社会の課題を浮き彫りにしているとの指摘があります。男性の育児休暇が「当たり前」となる社会の実現を望む声が根強く存在しています。
まとめ:大谷翔平の育児休暇が示す意義
2026年6月20日、ドジャースに所属する大谷翔平選手は第2子の誕生を機に「父親リスト(パタニティリーブ)」に登録されました。MLBの父親リストは、選手が出産に立ち会うため、最短で1日、最長で3日間チームを離れることができる仕組みです。
大谷選手は今週末のいずれかの日に復帰する見込みで、長期欠場ではなく数日間の父親休暇となります。2025年4月に第1子が誕生した際に続き、2年連続で育児休暇を取得した形です。
アメリカの育児休業は原則として無給で、MLBの父親リストは選手が家族と過ごす時間を確保するための特別な制度です。日本の制度と比較すると、期間や給付内容に大きな違いがありますが、選手が家族のために休むことをチームが自然に受け入れる風土が根付いています。このような姿勢は、私たちの働き方にも参考になるのではないでしょうか。
大谷翔平選手が「休まない男」に登録されながら、家族のために自信を持って休む姿は日本社会にも大きなシンボルとなります。ファンの95%が賛同し、SNS上でも祝福の声が広がっています。
トップアスリートが家族を重視する姿を示すことで、日本でも男性の育児休暇取得がさらに一般的になることが期待されます。そうした未来への期待を胸に、多くの人が大谷選手の父親としての姿勢を応援しています。
大谷翔平選手の育児休暇取得は、単なる報道にとどまらず、働き方や家族の在り方を見直すきっかけとなる出来事と言えるでしょう。